2月26日から3月24日までの平成28年3月の鴻巣市議会定例会が終了し、早いもので4月となり平成28年度が始まりました。
本年度においても市民の皆様の地域要望等に応えるべく積極的に取り組んでまいります。
さて、3月定例会の報告をいたしますと、鴻巣市の予算は、当初予算が34,688,000千円で昨年度と比較して2,098,000千円の5.7%減となるものです。
市政運営として、3月までに策定した「鴻巣市まち・ひと・しごと創成総合戦略」に基づき、合併10年間で成し遂げつつある3地域の均衡ある発展と速やかな一体性の確立の成果を土台に、諸課題に対し本格的に取り組む1年となります。
主なものは、
- 保健・福祉・医療の整備として、民間放課後児童クラブ施設整備事業(新規)・民間保育所施設整備事業・健康体力づくり推進事業・子育て短期支援事業(新規)等
- 教育・文化の振興の整備として、児童生徒健康安全管理事業・放課後子ども教室推進事業等
- 都市基盤の整備として、山谷橋大間線(2期工事)整備事業・鴻巣駅東口駅通り地区市街地再開発事業・橋りょう維持事業等
- 産業の振興の整備として、花と音楽の館かわさと管理運営事業・道の駅整備事業等
- 行財政の効率化を図る事業として、コンビニ交付システム構築事業・本庁舎改修事業等
このほか、新たなごみ処理施設整備事業として、平成35年稼働に向け本年度は候補地の測量調査を行うなど推進を図るものです。また、昨年度残念な結果となりました総合病院誘致については、今後においても実現に向けて新たな取り組みを継続して実施するものです。
さらに平成28年度末で現行の第5次の計画が終期となることで、昨年度から策定を開始した市の最上位計画である「第6次鴻巣市総合振興計画」では、少子高齢化や人口減少を向かえる社会状況や市の抱える課題、現行計画の取り組み検証等を踏まえ、本市の目指すべき新たな市の将来都市像と目標実現のための方向性を定める1年でもあります。
私は、今後におきましても、市長が掲げる「住み続けたいまち、住んでみたいまち」の実現のためにさらに推進してまいりますのでご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
簡単ではございますが、平成28年度3月鴻巣市議会定例会等の報告といたします。
鴻巣市議会議員 金子雄一